ARTICLES · 2025.07.29 · ダイレクトリクルーティング

Wantedlyとは?特徴・使い方・向いている企業をやさしく解説

「共感でつながる採用」がキーワードのWantedly(ウォンテッドリー)。

給与や福利厚生といった条件ではなく、**「どんな想いで働くのか」**を大切にする採用サービスとして、多くのスタートアップやベンチャー企業で使われています。

本記事では、Wantedlyの特徴や仕組み、使い方、どんな企業・職種に向いているか、さらに成功のコツや費用感まで、ていねいに解説します。

Wantedlyが生まれた背景

Wantedlyは、2011年に日本で誕生しました。当時の求人サイトは、給与・勤務地・勤務時間などの「条件」ばかりで並べられていました。

でも、働くうえで本当に大事なのは、「誰と働くか」「何のために働くか」なのでは?という思いから、Wantedlyは始まりました。

今では15,000社以上が導入し、若手人材とのマッチングを中心に多くの成功事例を生み出しています。

Wantedlyとは?

Wantedlyは、企業が自社のビジョンやカルチャーを発信し、それに共感した求職者とつながる「共感型採用プラットフォーム」です。

特徴的なのは、以下の点です:

  • 「話を聞きに行きたい」ボタンからカジュアルに応募

  • 給与や待遇を前面に出さない

  • ストーリー機能で会社の想いを発信できる

  • SNSのように企業と求職者が“フォロー”でつながれる

これは単なる求人媒体ではなく、「仲間を集める場」と言えるかもしれません。

Wantedlyの特徴【徹底解説】

1. ビジョン・価値観でつながる“共感採用”

Wantedlyでは、応募の前提に**「企業への共感」**があります。求職者は、「この会社の考え方が好き」「こういう想いに共鳴する」と感じたときに初めて応募します。

これにより、「条件は合っていたけど文化が合わなかった」というミスマッチを防げます。特に、ミッション・ビジョンを大切にしている企業にとっては、まさに理想の採用手段です。

2. カジュアル面談が応募のスタートライン

Wantedlyでは、応募ボタンが「話を聞きに行きたい」となっています。これは、いきなり書類選考や面接ではなく、“まずは話す”ことから始めるスタイル。

求職者にとっても、企業にとっても、「お互いを知る」プロセスを大事にできます。

3. ストーリーで企業の“内側”を発信

Wantedly最大の武器が「ストーリー機能」です。企業が自由に記事を投稿できるブログのようなもので、以下のような記事を発信できます。

  • 社員インタビュー

  • チーム紹介

  • オフィス移転の裏話

  • 社長の想い

  • リモートワークの工夫

これにより、求職者は「この会社の中の人ってこんな感じなんだ」と、雰囲気を感じ取ることができます。

4. SNSのように“フォロー”できる

求職者は企業ページを「フォロー」できます。すぐに応募しなくても、「気になる会社」としてウォッチされ、記事更新などが通知される仕組みです。

この機能により、いわゆる**“タレントプール”**を形成し、将来的な採用につなげることができます。

5. ダイレクトリクルーティングも可能

Wantedlyには、企業から求職者に直接声をかけられる「スカウト機能」もあります。条件に合う人材に対して「お話ししませんか?」とメッセージを送ることで、攻めの採用ができます。

どんな企業に向いている?

スタートアップ・ベンチャー企業

社内の雰囲気や未来への熱量を伝えることで、大企業にない魅力を発信できます。

自社のビジョンに共感する人と働きたい企業

条件よりも「カルチャーフィット」を重視する採用に向いています。

若手人材を採用したい企業

Wantedlyの主なユーザー層は20代〜30代前半。第二新卒やキャリアチェンジ層ともマッチしやすいです。

採用広報も重視したい企業

SNS的にコンテンツを発信しながら採用につなげたい企業にもピッタリです。

向いている職種と業界

🧑‍💻 向いている職種

  • エンジニア(Web系、フロントエンド、モバイルなど)

  • デザイナー(UI/UX、グラフィック)

  • マーケティング、広報、PR

  • カスタマーサクセス

  • インサイドセールス、SaaS営業

  • 学生インターン、新卒採用

🏢 向いている業界

  • IT・Webサービス

  • スタートアップ全般

  • HRテック、EdTech、SaaS系

  • クリエイティブ業界(広告、デザイン)

  • コンサル・DX支援企業

向いていないケースはある?

もちろんあります。Wantedlyは「共感・カルチャー重視型」のサービスなので、次のようなケースでは成果が出にくい可能性があります。

  • 即戦力を短期で大量採用したい

  • ハイクラス層(40代〜)の採用

  • 条件比較や資格が重視される業界(医療・物流・介護など)

  • 求人情報だけで応募を集めたい企業

料金とプランの概要(2025年時点)

Wantedlyには無料プランもありますが、本格的に採用活動を行う場合は有料プランへの切り替えが推奨されます。

  • 無料プラン:基本的な募集記事の掲載が可能(スカウトなど制限あり)

  • 有料プラン:スカウト送信、ストーリー記事の本数増加、応募者の詳細データ閲覧など

※料金は月額5〜20万円程度(職種や機能により異なります)

最新情報の詳細は公式サイトでの確認をおすすめします。

成功のコツとよくある失敗

✅ 成功する企業の共通点

  • 写真・ビジュアルが豊富で明るい印象

  • ストーリー記事を定期更新している

  • カジュアル面談を丁寧に行っている

  • 応募後のレスポンスが早い

  • スカウト文章が一人ひとりに合わせている

❌ 失敗しがちな例

  • 募集記事が使いまわしで特徴がない

  • 写真が少なく、会社の雰囲気が伝わらない

  • ストーリーが1記事しかない

  • 面談を単なる“面接の前段階”と考えている

  • 応募後の返信が遅い

効果測定はどうする?

Wantedlyでは以下の指標で採用活動の効果を測ることができます:

  • 募集記事ごとのPV・応募数

  • ストーリー記事のPV・SNSでの拡散

  • 「話を聞きに行きたい」からの面談設定率

  • フォロワー数の推移(タレントプールの成長)

  • 採用後の定着率やエンゲージメント

まとめ:Wantedlyは“想いでつながる”採用の場

Wantedlyは、給与や条件で競い合う採用ではなく、「会社の想い」に共感してくれる仲間と出会うためのプラットフォームです。

これからの時代、会社の“顔”が見える採用がますます重要になります。

Wantedlyは、そのための最適なツールのひとつです。

特に若手人材や、スタートアップ志向の求職者を採用したい企業にとって、Wantedlyは非常に強力な味方となるでしょう。